パイロットラダーリール製作

9月に入り、随分暑さがマシになって来ましたが、昼間はまだまだ30℃超えの厳しい暑さです、夏バテ対策にしっかり食べていたら少し太くなったHP担当藤原です、宜しくお願い致します。 
久しぶりにパイロットラダーリール(以下ラダーリール)の製作です。
ラダーリールは商船(コンテナ・石炭・車とか運ぶ船)に必ずついている装置で、装置名のパイロットは各港に居る水先案内人のことを指します。
航空機に例えると空港の管制塔から着陸許可をもらい指定された方角から指定された滑走路に着陸します、この管制塔の役割が水先案内人(たぶん・・)で遠隔指示ではなく船に直接乗り込んで船長に入港・出港時の操船の指示を出します。
その水先案内人を海上で乗下船するための梯子(通常商船は海面から乗船できる甲板まで10m以上あります)を納めておく為の装置です。
ちなみに、乗船の時サクッとヘリコプターで来て、降りるときは出港中(船は走ってます)に迎えに来たタグボートに乗り移る為だけに使用するところもあります。私は直接聞いたことは無いのですが、たまに案内人が誤って海に転落し死亡事故になるときもあるようです、命に直結する装置の為、細かい規定が設けられています。
前置きが長すぎすみません、とにかく各部品を製作します。
梯子を巻き取るリールと奥にあるのが台です。

左が装置を駆動するエアモーター、右がモータを固定する金物。

日本製のエアモータです、駆動源は電気でも油でも出来ますが、取り回しの安全度と手軽さは空気が一番です、欠点は効率と音。

台とドラムを合体させます。

エアモータを使用する際に必ず必要な、フィルターとルブリケータ。
フィルターで空気のゴミを取り、空気に油を添加します。
これが無いと、エアモータは速攻で壊れます。
写真が上下逆なのは、この装置が天井につくタイプなので製作時は天井側を下にします。

完成です。(工場暑すぎて汗だくです)

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